町田火消行列

茨城県 北茨城・奥久慈・日立
  • 郷土芸能

基本情報

名称

町田火消行列


マチタヒケシギョウレツ

住所

〒313-0213 茨城県常陸太田市町田町


連絡先 問合せ先 電話番号:0294-72-3201
ホームページ http://www.kanko-hitachiota.com/

金砂神社小例祭の神輿渡御の前に供奉される火消行列。火消しの装束を身にまとった総勢約100人の行列が独特の身振りで整然と進んでいくもので、火消したちは世話人、まとい振り、とびなど、さまざまな役割に分かれています。こっけいな里謡を歌ったり、色々な道化を演ずるなど内容もバラエティに富んでおり、扮装やきびきびとした動作などにも特色があります。この火消行列が始まったきっかけは元文4(1739)年の小例祭まで遡ります。多くの観衆が祭りの模様を拝観しようと集う中、不幸にも2ヶ所から火災が発生、町は大混乱に陥りました。これを見た医師・土岐千角が消化防災機能の必要性を訴え、具現化したのが町田の火消行列です。そして、延享2(1745)年の小祭礼において、この火消行列は初めて供奉されました。現在は保存会が結成され、火消行列を民俗芸能として長く保存するための活動や、行列に使用する装束や道具類の管理・修繕などを担当しています。茨城県指定文化財。

詳細情報

保存者 町田地区
時期 7年に1回(3月)