樫立の場踊り手踊り

東京都 伊豆諸島・小笠原諸島
  • 郷土芸能

基本情報

名称

樫立の場踊り手踊り


カシタテノバオドリテオドリ

住所

〒100-1621 東京都八丈島八丈町樫立


場踊りは,江戸時代初期から中期にかけて流行した風流歌に合せて,歌ごとに異なる振で踊る。歌を主とした静かな童心に満ちた踊で,古朴な踊の振が残っているのが貴重である。踊は娘達が20〜30人で輪をつくり,踊るが交互に歌う。楽器を用いず,やりとゆかただけではきものは自由,旧盆の13〜15日と月見(十五夜と十三夜)に集落の広場で行う。また手踊りは,近世諸国の盆踊を集めてまとめたもの,その振は当時の古風を残している。主として娘達50〜60人が3〜4列になって踊る。音頭とりが1人。旧盆の13〜15日と月見(十五夜と十三夜)に広場で,場踊の次に行う。流人が伝えたものであろうと言われているが詳かではない。