浄念寺

新潟県 瀬波・村上・岩船
  • お寺・寺院・仏閣

基本情報

名称

浄念寺


ジヨウネンジ

住所

新潟県村上市寺町3番13号


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アクセス方法 ・JR羽越本線「村上駅」から車で5分 ●日本海東北自動道「村上瀬波温泉IC」で6分
連絡先 問合せ先 電話番号:0254-52-4524

■藩主と寺号 創建は明応年間(1492〜1500)で、浄念という行脚僧が庵をむしんだのがはじまりとされています。中興したのは春日元忠(上杉氏の武将)で天正末年(1591)のことと伝えています。寺勢をあげたのは寛文7年(1667)に榊原政倫が藩主となってきたときです。榊原家は、幕府に依頼して当時江戸でもっとも高僧といわれた珂碩(かせき)上人を住職にいたしました。その後、間部詮房が藩主となりますが、不幸にして病没します。享保5年(1720)のことです。間部家では浄念寺を菩提寺とし詮房を葬りました。そうした切っても切れない深い関係から、同家が鯖江へ転封したのちも、毎年のように参拝に訪れて、多額の金品を納めていたものです。 ■本堂の建立 文化15年(1818)に建てられた本堂は、土蔵造りの寺の本堂としては日本で一番大きなこともあり、平成3年に国の重要文化財に指定されています。 建築については、防火を考えて大壁の土蔵造とし、屋根はこけら葺きにしました。丈六の阿弥陀座像を安置するため、棟木の高さが35尺にもなり、それにふさわしく梁間9間、桁間11間、二階部分もそれぞれ6間、9間という大きさになりました。 なお、本堂は間部詮房の百回忌に合わせて江戸で設計され、村上の大工の手で建築されたものです。 また、芭蕉と曽良が参詣したことでも知られています。

詳細情報

その他 駐車場 普通車:有り
その他 【国指定重要文化財】 ●種別:建造物 ●名称:浄念寺本堂 ●指定年月日:平成3年5月31日

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