駿府お茶壷道中行列

基本情報

秋の「お茶壷道中行列、口切りの儀」は、5月下旬に開催した「茶詰めの儀」との一連行事です。「茶詰めの儀」で茶壷に詰めた新茶を井川にあるお茶蔵で保管します。10月下旬「蔵出しの儀」により取り出したお茶壷を「お茶壷道中行列」で、時代衣装に身を包んだ一行により井川から静岡市街（駿府城公園ほか）を経て久能山東照宮へ運びます。その後「口切りの儀」で取り出し奉納します。これは、駿府城に居城した大御所徳川家康公が、海抜1200メートルの冷涼な井川大日峠のお茶蔵屋敷に新茶を壷にいれ保管しました。数ヶ月後の晩秋に熟成したお茶を駿府城に運ばせお茶会を開いたという故事にちなんで再現したものです。

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