広島県の美術館

平山郁夫美術館

広島県尾道市瀬戸田町にある美術館。日本美術院理事などを務めた尾道市名誉市民の日本画家・平山郁夫が生まれた生口島・瀬戸田町で1997年に開館した。同氏の生い立ちや貴重な少年時代の絵画から、晩年の大作、スケッチや下絵、また広島原爆被爆等の体験談や若年期の学校時代の写真などに至るまでが展示されている。ティーラウンジやミュージアムショップも付設。瀬戸田港から徒歩10分。

ふくやま美術館

広島県福山市丸之内の福山城公園にある美術館。1988年11月に開館。館正面に立つ赤色の「愛のアーチ」が美術館の代名詞的モニュメントとなっている。郷土ゆかりの作家や岸田劉生など日本の近現代美術やデ・キリコ、シャガールら近現代ヨーロッパ美術、茶具や刀剣など多彩なコレクションを所蔵する。福山城天守を借景とした眺望は都市景観100選にも選出された。JR福山駅北口から徒歩5分。

尾道市立美術館

広島県尾道市のしまなみ海道と中国横断自動車道の要衝に位置する美術館。世界的な建築家の安藤忠雄によって設計された。質の高い芸術品や文化財が展示されており、地域住民の憩いの場としても親しまれている。近年では、どうしても美術館に入りたい２匹の猫とそれを阻止する警備員さんのやりとりがツイッターで話題に。書籍化もされ一躍有名な美術館となった。ミュージアムショップでは二匹の猫のグッズも販売されており、人気を博している。

ウッドワン美術館

広島県廿日市市の標高600mの地に佇む美術館。森林に囲まれ澄んだ空気の下で美術品を鑑賞できる。取り扱う作品はアール・ヌーヴォーのガラス作品やマイセン磁器などが中心。本館では企画展示を行っている。売店で取り扱う絵葉書やオリジナルカレンダーなどのグッズもお土産として人気。美術館の入る一帯はスキー場や温泉宿など、一日を通じてゆったりと過ごせるリゾート施設となっている。中国自動車道吉和ICから約2km。

広島市現代美術館

広島県広島市にある美術館。国内外の優れた現代アートおよび広島と現代美術を繋ぐ作品、そして新進気鋭の現代アーティストによる作品など1,600点以上が所蔵されている。草間彌生や岡本太郎、奈良美智といった世界を代表する現代アーティストの名作展示展も開催。また建築家・黒川紀章が設計した外観やヘンリー・ムーア、フェルナンド・ボテロ、新宮晋らの野外彫刻も魅力。JR広島駅新幹線口から「めいぷる～ぷ」オレンジルートで5分。 ※注釈：現在改修工事のため休館中です。リニューアルオープン予定は2023年3月予定。

広島県立美術館

平成8年10月にそれまでの施設や内容を一新。隣接する縮景園との調和を図り、21世紀にふさわしいアメニティ性高い美術館としてあらたに開館。広島県ゆかりの美術作品、日本とアジアの工芸作品、1920〜1930年代の美術作品をテーマに現在4,000点余りを所蔵・展示している。

ひろしま美術館

広島銀行が創業百周年を記念して設立した美術館。常設で展示している作品は，フランス印象派を中心とするロマン派からエコール・ド・パリまでのヨーロッパ美術。ほかに明治から現代までの日本の洋画も充実している。

なかた美術館

泉美術館

三良坂平和美術館

洋画家柿手春三の作品を常設、季節により様々な企画展あり。広島県北初の美術館。

美術館あーとあい・きさ

奥田元宋画伯特別展示室のほか、一般展示室では主に県内画家の作品を中心に展示しています。

島ごと美術館

野外彫刻。作家自身が設置したい場所を考え、そこからイメージされる作品を制作しています。現在全部で17作品。その名前の通り生口島は島ごと美術館なのです。

八千代の丘美術館

洋画、日本画、陶芸、刀剣、染色等の県内作家15人の作品を1人一棟の各アトリエ兼ギャラリーに展示。月二回の企画展。 作品入れ替え時期には、各アトリエにて出品作家と交流ができるイベントあり。

嚴島神社宝物館

平家一門がその繁栄を祈って奉納した平家納経（複製）や嚴島神社所蔵の宝物など、美術工芸品の一部が展示されています。昭和初期に耐火性を考え、鉄筋コンクリートで造られました。

海の見える杜美術館

瀬戸内海を一望する自然豊かな高台にたつ美術館。竹内栖鳳を中心とした日本近代絵画、ヨーロッパの香水瓶、中国清朝の版画や日本前近代の物語絵巻などの特徴ある美術工芸品を所蔵しており、年に約4回の展覧会で公開しています。

蘭島閣美術館別館

蘭島閣美術館別館では、日本を代表する洋画家・寺内萬冶郎の作品を常設展示しています。　画伯は蒲刈出身の父を持つ、この地にゆかりの作家です。　日本人の肌の色を追究し、裸婦を描くことで深い人間理解にまで達した寺内芸術を心ゆくまでお楽しみください。

蘭島閣美術館

伝統ある日本建築の美しさを生かした美術館(総桧造り)(1ヵ月に1度展示替)。美術館ホールで毎月1回第3土曜日にギャラリーコンサートを開催しています。

東広島市立美術館

八本松の七ツ池畔の近くに1979年(昭和54年)に開館しました。日本を代表する版画家の作品の系統的な収集や、中国地方在中の絵画、陶芸作品などの収集を進めています。各種美術展や所蔵作品展のほか、現代絵本作家原画展などの企画展などの特色ある展覧会も開催しています。

はらみちを美術館

「お母さんのやさしさ」，「ふるさとのぬくもり」をテーマにした詩画を描き人気のはらみちをの作品を展示。やさしさとぬくもりに満ちた作品があたたかく迎えてくれる癒しの美術館からは，君田の美しい山々や川など，自然豊かな風景も満喫できる。

奥田元宋・小由女美術館

三次市吉舎町出身の日本画家・奥田元宋と人形作家・奥田小由女の作品を展示公開している。ロビーからの風景は奥田元宋の作品の世界を再現しており，池の水面に映し出される月の姿を見ることができる。元宋作品のモチーフとなった「月」にちなみ，満月の夜は午後９時まで開館時間を延長し，お茶会やコンサートなどイベントを開催している。ゆったりとした時の中，美しい作品と，美しい月の姿を心ゆくまで堪能できる。