埼玉県のお祭り

秩父夜祭

秩父の総社、秩父神社の例大祭。京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭」に数えられ、毎年、12月2日（宵宮）・3日（大祭）の日程で行なわれます。 祭礼当日は絢爛豪華な2台の笠鉾と4台の屋台が曳行されます。　クライマックスは3日の夜で、最大20tもある笠鉾・屋台が団子坂（だんござか）と呼ばれる急坂を曳き上げられる様子は大迫力です。 この祭りは江戸中期、秩父神社に立った絹織物の市、「絹大市」（きぬのたかまち）の経済的な発展と共に、盛大に行われるようになり、その後日本を代表する祭りとして知られるようになりました。

恵比寿社祭・おかめ市

鳩ヶ谷の師走の風物詩となっているのが境内で行われるおかめ市で、毎年12月下旬に開かれています。年末最後の酉の市とあって、熊手やお正月用品を買い求めに都内からも多くの人が集まり、県内でも屈指の賑わいをみせるようになりました。露店の数は熊手商を含め250店以上立ち並び、神社では神社境内の福を掻き込みながら自宅に帰ってもらう「カッコメ」という熊手を頒布〔はんぷ〕しています。年末の賑やかな雰囲気を感じに出かけましょう。

高城神社酉の市

高城神社の酉の市は、明治39年（1906年）から始まり、毎年「12月8日」に祭典をしています。熊手御守は「かきこめ」と云われ、福運や財をかきこむという縁起から、開運・開拓・殖産・商売繁盛・家内安全の御守として人気です。境内には大小さまざまな熊手が所狭しと並べられ、買い求める人と多くの見物客で賑わいます。ご商売の方だけでなく一般家庭の方も購入できますので、是非、福をかきこみに出掛けてはいかがでしょうか。

行田酉の市

毎年12月6日に行われる家内安全と商売繁盛を願うお祭で、愛宕神社を中心とした県道128号線沿いで行われます。神社境内では縁起物の熊手を売る露店が並び、縁起物を買い求める人々で賑わいます。神社境内の西北の隅に建つ「行田酉の市起原碑」には、明治40年に始まったと記されおり、戦争、震災、災害などの時代を経るたびに人々から安全、平安、平和を祈願されてきた愛宕神社です。開運・商売繁盛・家運隆盛・平和を願い訪れましょう。

十二日まち

明治時代から続く「大歳の市」、歳の市とは「年の暮れに、新年の飾り物や正月用品を売る市」のことで、熊手・縁起物・神棚を中心に、食べ物などの露店が600店ほど、調神社境内や旧中山道などに立ち並びます。良い年を迎えるために福をかっ込む『かっこめ（ミニ竹熊手）』の授与が調神社であります。

大湯祭（十日市）

武蔵一宮氷川神社の神事「大湯祭」に合わせて行われる伝統の酉の市。縁起物の熊手や食べ物などの露店が立ち並び、福をのぞむ多くの人々でにぎわいます。

鉄砲まつり

参道の両側に陣取った地元ハンターの放つ轟音と硝煙の中を、御神馬が社殿前の数十段の石段を一気に駆け上がります。これは「鉄砲祭り」と呼ばれています。クライマックスの「お立ち」の他、「三番叟（サンバソウ）」「神楽」「小鹿野町歌舞伎」も見ごたえがあります。

お酉さま（酉の市）

商売繁盛、家内安全のご神徳が高く、商人の信仰が厚いだけでなく、庶民の参拝者で賑わいます。

川越酉の市

冬の風物詩、「川越酉の市」は、毎年12月3日に、熊野神社で行われます。福盃や福熊手が販売され、多くの参拝客で賑わいます。

茅の輪くぐり（埼玉県坂戸市）

埼玉県坂戸市にある勝呂神社では、毎年6月中旬から下旬に茅の輪くぐりが行われます。茅の輪くぐりは、茅で編んだ直径180cmの大きな輪を3回くぐって夏を無事にこせるよう疫病退散、無病息災、家内安全を祈願する伝統行事です。また、勝呂神社の主祭神である菊理姫命は「仲裁・仲直・縁結びの神」として信仰されているため、茅の輪くぐりと併せて、縁結びも願ってみてはいかがでしょうか。

胎内くぐり

毎年6月30日に参道の一の鳥居に4mほどもある大きな茅の輪が作られます。人々がこれをくぐって半年間の穢（けがれ）を清め、厄災から逃れるという行事です。

初山参り

東間浅間神社は、富士山の祭神を祀る神社です。東間浅間神社で行われる初山参りは、富士山の山開きに合わせて開催される浅間神社の例大祭。前年の例大祭以降、1年間に生まれた子供を連れてお参りし、すこやかな成長を願って子どもの額に参拝記念の朱印を受け、健康祈願をする慣わしがあります。例大祭当日は、子どもの健やかな成長を願う参詣客で賑わい、お札やうちわをいただくことができます。

厄除け朝観音

吉見観音の名で親しまれている安楽寺本尊の御開帳の日に当たり、名物の厄除けだんごが販売される「厄除け朝観音」で賑わいます。この日は朝早くからお参りするほど御利益があるといわれており、夜明け前から多くの参拝者が訪れます。厄除けだんごは2時頃から売り出され、参道や境内は大いに賑わいます。このだんごを食べると1年間の厄落としができるともいわれています。

べに花まつり

江戸時代後期の桶川は、べに花の一大産地として知られ、生産量は山形に次ぐ全国2位でした。「桶川臙脂」と呼ばれた良質なべに花を求めて桶川宿には紅花商人が訪れ、繁栄をもたらしたと伝えられています。毎年6月中旬に「べに花の郷　桶川市」のメインイベントとして「べに花まつり」を開催しています。

田んぼアート（埼玉県行田市）

お米の産地である行田市の水田を彩る新たな風物詩として定着しつつある田んぼアート。水田をキャンバスに見立てて、色彩の異なる複数の稲を使い、絵や文字を表現しています。見頃は、7月下旬から刈入れの行われる10月中旬まで。古代蓮会館の展望室からご覧頂けます。※写真は2019年のものです。

さきたま火祭り

海幸彦と山幸彦の神話をもとにした古代のロマンあふれる火祭りで、日が沈む頃には、古代衣装を身にまとった「ニニギノ命」と「コノハナサクヤ姫」の行列が現れ、人々を神話の世界に誘います。

加須市民平和祭（ジャンボこいのぼり）

全長100m、重さ330kg、目玉および口輪の大きさ10mのジャンボこいのぼりが遊泳されます。

第64回寄居北條まつり

1590年、豊臣秀吉の小田原攻めの時、鉢形城に陣取った郷土の武将北条氏邦は、5万人の豊臣勢を相手に、わずか3,500人の兵力で1ヶ月余り攻防戦を続けました。この時の戦いを再現したものが「寄居北條まつり」です。祭りの当日は、大勢の武者隊たちが登場。市街地をパレードした後、北条・豊臣の両軍に分かれて、荒川を挟んで攻防戦を行います。その様子は、戦国時代の合戦さながらの迫力です。

戦国滝の城まつり

戦国滝の城まつりは、「戦国滝の城まつり実行委員会」が主催する住民主体の地域活性化行事です。迫力のある武者行列が見どころ。その他にもイベントを開催予定です。

忠次公レキシまつり　伊奈丸山大合戦