【体験レポート】夏を感じる、浅草・ゆかたでお散歩旅。

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こんにちは。アソビューの中野です。夏も半ばになり、花火大会やバーベキューなどイベントの話題もよく耳にするようになりました。このレポートでは、そんな季節ごとの遊びや、その時々におすすめの体験をご紹介します。今回は、ゆかたを着て浅草を散策してきました。

“夏らしさ”を感じたい

突然ですが、私の趣味は散歩です。町を歩いていると、そのときの季節や天気によって、風の匂いや周囲から聞こえてくる音が変わるのを感じられます。梅雨から夏にかけては、そんな五感につたわる変化が際立つ時期。

 

のんびりじっとりと日本を覆っていた梅雨もあけて、暑さも本番。とたんに夏っぽいことがしたくなります。そこでやってきたのが、浅草。「ゆかたを着て町を散策しよう!」と同僚2人を誘いました。

まずはレンタルショップでゆかたに衣装チェンジ

今回は、浅草寺から徒歩 3 分の場所にある着物・ゆかたのレンタルショップ「wargo」さんでゆかたをお借りしました。モダンなものからシックなものまでたくさんあって迷います。

 

ゆかたって一年に数回しか着る機会がないから何着も揃えるのは勇気がいるし、でもできれば毎回違う柄が着たいなぁと思うので、レンタルで着たことのない色柄を楽しめるのはうれしいです。

着付けとヘアセットをしてもらい、準備ばっちり。

そのまま浅草寺へ。

仲見世商店街を歩き、wargoさんからも徒歩3分と近い浅草寺へ向かいます。寺社の境内にある商店を「仲見世」と呼ぶそうです。昔からある商店が並んでいて、ノスタルジックな気持ちになります。

ここで撮影タイム。子どもの頃を思い出すインスタントカメラを取り出します。「枚数制限がある」というのが新鮮で大事に撮ろうという気持ちになるし、シャッターを押したときにパチパチとはじける音も気持ちよく、ひとつあると旅を楽しくするなぁと思いました。

お線香の煙がもくもくと出ている常香炉(じょうこうろ)。ここで煙を浴びると、心が清められるといわれています。

三人でお参り。

 

浅草は夏の匂いがしました。

浅草の町を歩いていると、いろいろな匂いが漂ってきます。浅草寺のお線香の匂いや名物メロンパンの甘い香り、いつかおばあちゃんの家で嗅いだような懐かしいおうちの匂い。

そんな町の中を下駄でトコトコ歩いていると、夏だ!とじわじわと感じてきます。

商店街の入り口には、風車がいっぱいのフォトスポットがありました。日によって色が違うとか。この日は青一色!

歩いていたら射的ができる場所があったので、何十年ぶりかに射的にも挑戦。

がま口と駄菓子を打ち落としました!!たまにやると、子どものころに戻ったようで楽しいですね。射的の隣にあった金魚すくいも大人気でした。

最後は浅草の有名な飲みスポット、ホッピー通りでビールをぐびっと。夏をたくさん吸い込んだ一日でした。

ゆかたって涼しいの?

うだるような暑さのなかで、少しでも涼しく快適に過ごそうと昔の人が考え出したのが浴衣です。とはいっても、結局はTシャツのほうが涼しいでしょ?と思っていました。

 

でも不思議ですね。肌ざわりがいいからなのか、袖の下から風が入ってくるからなのか、とても快適に感じました。

ゆかた、テンションがあがる。

みんなでゆかたを着て町を歩いていると、「ただ歩いているだけでなんか楽しい」という状態になります。身にまとうものが違うだけで、気分も変わるものですね。

 

いつも通りの休日にちょっとした変化をプラスして、とっておきの夏の思い出に。

 

 

●ライタープロフィール

中野 亜沙子(なかの あさこ)
東京都目黒区出身、1990年生まれのライター・編集者。自然のなかで何もしないでいるのが好きです。好きなアクティビティはスノーボード、サーフィン、ハンググライダー。夢はさっぽろ雪まつりの雪像づくりに参加することです。

 

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