神秘的で美しい風景が広がる忍野八海!透き通った水の謎や絶景スポット、マル秘グルメまで見どころを一挙に紹介!

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忍野八海のおいしい湧水を飲もう!

名水百選にも選ばれている忍野八海の湧水。水温は年間を通して12~13℃を保っており、夏はとくに冷たく感じます。驚くほどクセがなく、まろやかでやわらかさを感じる水です。

そんな忍野八海の名水ですが、その場で飲めるだけでなく、実は無料で持ち帰りもできるのです。

代表的な湧水スポットは、湧池の近くにある売店「かまのはた」前の水飲み場。大きな水飲み場なので並ぶ順番が早く、すぐに湧水を飲めます。「30秒手をつけてみてください」と書かれていますが、数秒で手がかじかむほどキンキンに冷えています。

売店ではお土産コーナーのほか茶店も併設されており、湧水で淹れたおいしいコーヒーが飲めますよ。

中池を囲む大きな土産物屋「池本」の中にも水飲み場があります。屋内にあるので雨や雪の日でもきれいな水を持ち帰れます。

中池の縁にある水飲み場は龍の口から水が出ていて、なんとなくご利益がありそう!どの水飲み場でも、容器があれば無料で湧水を持ち帰れます。近くで空のペットボトルを販売しているので、購入すれば手ぶらでも持ち帰りできますよ。

持ち帰った水は、そのまま飲むのはもちろん、ご飯を炊いたり、コーヒーを淹れたり、水割りにしたりと、いろいろな活用方法でおいしくいただけます。インスタントコーヒーでも驚くほどおいしくなるそうですよ!

感動の絶景に会える!忍野八海のおすすめフォトスポット

澄んだ青い池に、豊かな緑、茅葺き屋根の建物と富士山。忍野八海はどこを切り取っても、まるで絵葉書のような写真を撮影できます。ここからは、観光協会のスタッフさんおすすめのフォトスポットを厳選して紹介します。

・これぞ忍野八海という1枚が撮れる中池

写真撮影の定番は、やはり富士山と中池の風景。富士山をきれいに撮りたい場合は、季節は冬、時間帯は午前中がおすすめです。気温が上がってくると、どうしても富士山の周りに雲が出てきます。また、水の透明度が高い時期を狙うなら、やはり晴れた日が良いでしょう。

・雪景色なら榛の木林民俗資料館の周辺へ!

雪に包まれた忍野八海もとても幻想的な美しさです(写真提供:忍野村観光協会)。榛の木林民俗資料館には茅葺き屋根の古民家が展示されているので、とても趣のある雪景色を撮影できます。最高の1枚を狙うなら、9:00の開館直後がおすすめ!足跡のないきれいな雪景色が撮れますよ。

・日本の原風景が広がる「新名庄川」

新名庄川にかかるお宮橋も人気のフォトスポット。通常、川は富士山から流れてきますが、ここからは富士山に向かって流れる川の写真を撮影できるのです。

さらに川の向こうに写るのは雄大な富士山の姿!なんだかパワーに満ちた1枚を撮影できそうですよね。桜の時期も良いですが、秋の紅葉、そして冬の雪景色も素敵な写真になります。

忍野八海に来たら食べたい!絶品グルメを一挙に紹介

名水と豊かな自然に恵まれた忍野八海には、当然おいしいものがたくさんあります。忍野八海に来たら外せないグルメの数々を紹介します。

・自分で作るとさらにおいしい!「蕎麦打ち体験」

やはり一番のおすすめは蕎麦。忍野村は山梨県でも有数のそば粉の産地でもあるんです。忍野村で収穫した蕎麦の実を水車小屋で挽いてそば粉にし、富士山の伏流水を使って手打ち蕎麦にします。風味豊かな蕎麦の香りとコシの強さが特徴の一品です。

忍野八海には蕎麦のお店が多くありますが、せっかくなら自分で蕎麦を打って食べてみたいと思いませんか?今回は「民宿大橋荘」で蕎麦打ち体験をしてきました!

材料はすべて用意されているので、手ぶらで出かけて体験できますよ。(※要事前予約)

忍野村産のそば粉に富士山の伏流水を注ぎながら混ぜ合わせ、最初に小さな団子状にします。それをまとめて、グッグッと力を入れながら、ひとつの大きなかたまりへとこねていきます。民宿の女将さんが手本を見せてくれるので、動きを真似ながらこねましょう。

次は蕎麦をのばすのですが、なにやら凄いのし棒がでてきました。松井やイチローのバットを作った職人・久保田五十一さんが作ったのし棒だそうです!

薄く伸ばしてたたんだら、いよいよ包丁で蕎麦を細く切っていきます。蕎麦切り包丁は思っていたよりも重い!包丁の重みで切っていくのがコツだそうです。

あとは順番に蕎麦を切ったら完成!太さはまちまちですが、手作りらしい蕎麦が完成しました。この後は台所に行って茹でる工程を見学。茹であがったら井戸水で冷やします。茹でたての蕎麦はうっすらときれいな緑色。新鮮なそば粉は緑色なのだそうです。

いざ食べると普通の蕎麦よりもコシがあって、噛むたびに口の中に蕎麦の香りが広がります。お店で食べる蕎麦とは違う、野趣あふれる味といった感じ。自分で打った蕎麦は格別のおいしさでした!

なお、蕎麦打ち体験は4歳から参加できます。蕎麦をこねて小さなお団子状にするのは泥んこ遊びのようで、大喜びで丸めるお子さんが多いのだとか。家族みんなで打ったお蕎麦の味は、良い思い出になりそうですね。

・焼きたて熱々のご当地グルメ「草もち」忍野八海に来たらとりあえず食べておきたいのが、焼きたての草もち。一つひとつ丁寧に手で焼いている様子を見ているだけで、口の中に甘い餡子の味が広がるような気がします。食べ歩きにもちょうどいいサイズなので、食前・食後どちらでもいけちゃいます。焼きたての草もちは別腹ですね!

・おいしい水で育った「イワナ」

中池の周りでおいしそうな香りを漂わせているのは、イワナの塩焼き。「池から取りたて」の文字から新鮮さが伝わってきます。伏流水で育ったイワナは、クセがなく淡白で食べやすい味。オーダーを受けてから焼くので少し時間はかかりますが、待っても後悔しないおいしさです。

・糖度がフルーツなみの「トウモロコシ」

朝晩の寒暖差が大きい忍野村では、トウモロコシがとても甘く育ちます。一度食べると、その甘さに驚くこと間違いなし!旬の季節には生で食べられるほど甘いトウモロコシ。こちらも忍野村では外せない名物グルメです。

・地元民が知るとっておきグルメ!賞味期限30分の「鯉のあらい」

地元の人に教えてもらったとっておきのグルメも紹介しましょう。「食事処 丸天 さかな屋」では、自宅の庭の池で鯉(コイ)を養殖しています。池の水はもちろん伏流水。泥抜きにも伏流水を使用します。ここで食べられる地元グルメが「鯉のあらい」。

あらいにした鯉は川魚特有の臭みが消え、鯉が苦手という人でもパクパク食べるほどおいしいとのこと!ただし、一度あらいにしたら30分以内に食べないと、臭みが出てくるのだとか。テイクアウト不可のここでしか食べられない絶品料理です。

・忍野村の郷土料理「おじや」

忍野村を歩いていると「ほうとう」の看板を多く見かけます。どの飲食店に入っても大体ほうとうのメニューがありますが、その横に「おじや」があったら要チェック!

ベースとなるスープはほうとうと同じですが、ほうとうの代わりにご飯が入った、忍野村の郷土料理です。ご飯を洗わずにそのまま煮込むのが特徴で、少しとろみのあるスープになっています。

ほうとうは結構なボリュームがあるので、カップルや友達同士で来た場合は、ほうとう・おじやをそれぞれ頼んでシェアして食べるのもいいですよ。忍野村の郷土料理2品を一度で味わえます。

忍野八海で人気のお土産を紹介

忍野八海には、お土産屋さんも多くあります。品数の多い大きなところは、中池を囲むようにある「忍野八海池本」でしょう。忍野村の名産品はもちろん、山梨のお土産や特産品も揃っています。池本オリジナルのお酒や漬物まであるんですよ。

定番のお土産は、ほうとうや吉田うどん。家庭でいつでも忍野村の郷土料理を再現できるとあって人気が高いです。60台分の駐車場が隣接しており、お土産を購入すると駐車料金が無料になるうれしいサービスもあります。

中池に向かう途中の道にも、たくさんのお店が並んでいます。地元で採れた新鮮な野菜を使用した惣菜や漬物のラインナップも豊富!試食もあるので、気に入った味を見つけてくださいね。

・おいしい水で作った「八海とうふ」おいしいお土産がほしいなら、ほんの少し足を伸ばしてみませんか?忍野八海から車で約6分、歩いて30分ほどの場所にある「浅野とうふ店浅野食品 八海とうふ」。添加物・消泡剤を使わない富士山の伏流水100%で作ったお豆腐を購入できます。

大豆の味をしっかりと感じられる、口の中でとろけるお豆腐。二軒隣には「角屋豆富店」があり、こちらのお豆腐も人気です。おいしいお豆腐の食べ比べなんて贅沢なこともできますよ。

忍野八海のアクセス方法

東京方面から忍野八海へのアクセス方法を解説します。電車・高速バス・車を利用したアクセス方法についてそれぞれ紹介します。

・電車・路線バスを利用する場合

電車でのアクセスは、JR中央線を利用するのが便利。「新宿」駅から「大月」駅まで行き、富士急行線に乗り換え。「富士山」駅で富士急行路線バスに乗り約25分。忍野八海バス停で下車します。

もしくは、「東京」駅からJR東海道線で「国府津」駅へ行き、JR御殿場線に乗り換えて「御殿場」駅まで向かいます。そこから富士急行路線バスで約40分。忍野八海バス停で下車します。

・高速バスを利用する場合

新宿駅・東京駅を利用する方は、高速バスに乗るのもおすすめです。乗り換えなしで忍野八海までアクセスでき、運賃も2,000円前後とリーズナブル。満席になる場合が多いので、高速バスを利用するなら早めに予約しておきましょう。

JR「東京」駅は八重洲南口3番乗り場から、新宿駅はバスタ新宿のバスターミナルからそれぞれ富士五湖行きの高速バスが出ています。所要時間は東京駅発が約2時間20分、バスタ新宿発が約2時間10分です。

・車を利用する場合

車の場合は、中央自動車道「河口湖IC」から東富士五湖道路を経由し、「山中湖IC」を降りて約5分です。もしくは東名高速道路「御殿場IC」から富士五湖道路経由で同じく山中湖ICで降ります。

忍野八海に公営の駐車場はありませんが、私営の有料駐車場がいくつかあり、普通車の相場は300円です。お土産屋に隣接した駐車場の場合は、買物をすると駐車場代が無料になるサービスもあります。

(※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

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