品川にある水族館「マクセル アクアパーク品川」と「しながわ水族館」!その魅力と違いは?

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しながわ水族館とは?

東京湾に面した、かつては漁師町として栄えた大森海岸に位置するしながわ水族館。品川が古くから海や川にゆかりがあったことから、1991(平成3)年に水辺とのふれあいをテーマにした水族館として開業。都内で最初にイルカのショーが行われたことでも有名です。

しながわ区民公園内にあり、都民からは“しなすい”と呼ばれ親しまれている昔ながらの水族館。館内の展示は区民へのアンケートなどでの意見を参考にして、拡張・改良を続けています。小学校の社会科見学や幼稚園の遠足にもよく利用される、地域密着型の水族館なのです。

建物は2階建てのコンパクトな設計。エレベーターがあるのでベビーカーでも楽に移動でき、低い位置からも展示が見やすいなど、小さな子ども連れの家族に好評です。おむつ交換台が男性トイレにあるのもうれしいポイントです。

建物の老朽化から、2027年にリニューアル予定。リニューアル後はイルカの展示を行わないため、今しか見られないイルカショーに注目が集まっています。

こちらも利用日当日なら、1日中再入園が可能。子ども用遊具があり、芝生でピクニックも楽しめる「しながわ公園」でショーやイベントの時間まで散歩するなど、水族館と自然公園を行き来しながら1日遊べるのが特徴です。

しながわ水族館のアクセスと営業時間

最寄り駅の京浜急行・大森海岸駅からは歩いて約8分。駅から水族館までは、行き先を示す案内板が続いています。

JR京浜東北線の大井町駅東口6番乗場からは、水族館行きの無料送迎バスも出ています。

車でアクセスする場合は、首都高速1号羽田線の平和島出口から約2km、約5分ほどで到着。しながわ水族館の駐車場を利用できます。(20分200円:96台)

水族館の営業時間は10:00〜17:00。毎週火曜日は定休日なので注意してくださいね。

イルカやアシカが魅せる!しながわ水族館のダイナミックなショー!

開館当初からイルカのショーを行っているしながわ水族館。華やかさよりも親しみやすさを重視したプログラムが人気で、イルカ以外のユーモラスなショーも必見ですよ。

 

・イルカの知識も学べちゃう「イルカショー」

ボールやリングを使ってさまざまなパフォーマンスを披露してくれるイルカショー。ダイナミックなジャンプは迫力満点!

スタジアムとの距離が近く、客席まで水しぶきが飛ぶこともあるので、スマホやカメラが濡れないよう注意してください。正面ではなく横の席から見学すると、水しぶきを避けられますよ。

ショーの中では、飼育員によるイルカたちの生態・種類・特徴についての説明もあり、イルカに関する知識を楽しく身につけられます。

1階のイルカ・アシカスタジアムでショーを観賞するのも楽しいですが、地下1階のイルカの窓から、水中のイルカたちの動きを見るのもおすすめです。ジャンプする前のイルカの動きなど、ここでしか見られない発見がたくさんありますよ!

なお、しながわ水族館は2027年にリニューアルが予定されています。新しい施設ではイルカの展示を行わないため、イルカのショーが見られるのは今だけ。お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんも見てきたイルカショー。親子三代で、今のうちに見ておきたいショーです。
 

・キュートな動きにほっこり!「アシカのショー」

前肢をパタパタと動かして挨拶したり、ダンスをしたり、動きがとってもかわいいアシカのショー。ジャンプが成功すると、みんなが「よくやった!」「えらいえらい!」と、温かい拍手を送ります。どことなくユーモラスな姿には、子どもも大人も笑顔になること間違いなしです。
 

・ゆるさがたまらない!「アザラシショー」

ほかの水族館ではあまり見かけないアザラシのショー。ラッパを鳴らしたり、ボールめがけてジャンプをするも空振りしたりと、ゆるい動きと仕草に癒されます。

魚たちと一緒にダイバーが華麗に泳ぐ「トンネル水槽」の水中ショーも、忘れずに見ておきたいですね。

なお、しながわ水族館のショーは、すべて予約不要・無料で見学できます。時間も重ならないようにスケジュールが組まれているので、効率良く回るとすべてのショーを見ることが可能です。

海の不思議に迫る!しながわ水族館で人気の展示

しながわ水族館の展示は低い位置に水槽があり、子どもでも見やすく工夫されています。見どころは生き物の生態や住んでいる場所をリアルに再現した水槽!館内を楽しく回りながら、海の不思議について学べちゃうんですよ。

 

・ウミガメが目の前を泳ぐ「トンネル水槽」

大きな魚が悠々と泳ぐ地下1階のトンネル大水槽。全長が22mもあるダイナミックな水槽で、しながわ水族館の目玉展示といえるでしょう。目の前をウミガメが悠々と泳いでいく姿は必見。大きなサメやエイが泳ぐ様子も迫力満点です。

1階にある「海の素顔」は、トンネル水槽を1階から覗けるコーナー。同じ魚でも下から見るのと上から見るのとでは、見え方が大きく異なるもの。海の全体像を知るにはぴったりの展示です。
 

・北の海からやってきたアザラシに会える「アザラシ館」

アザラシ館にあるのは、遠いオホーツクの海をイメージした水量約240トンもの大型水槽。アザラシが泳ぐトンネル水槽は日本初です。

訪れた日は、気持ち良さそうに泳ぐゴマフアザラシの姿を見られました。運が良ければ、すぐ目の前をアザラシが通ってくれますよ。
 

・人気のフォトスポット「クラゲたちの世界」

4本の水槽の中で漂うさまざまなクラゲの姿に癒される「クラゲたちの世界」。1階から地下1階へと降りてきた中間地点にあるので、休憩するのにもちょうどいい場所。クラゲと一緒に写真が撮れるフォトスポットも設置されています。
 

・色鮮やかな珊瑚の海「海の宝石箱」

色鮮やかな魚たちが棲むカラフルなサンゴ礁の海を再現したエリア。横長の大水槽には多種多様なサンゴ礁が生きていて、遠い南の海の生態系をじっくりと観察できます。魚の種類がパネルで一覧になっているので、お気に入りの魚を見つける遊びも楽しそうですね。
 

・夫婦で子育て中の様子を見られる「ペンギンランド」

南アメリカ沿岸に棲んでいるマゼランペンギンの様子を、水陸両方から観察できるペンギンランド。
毎年春には生まれた卵を夫婦交代で温めている、貴重な様子を見学できます。卵の模型も展示されているので、忘れずにチェックしてくださいね。

しながわ水族館の体験型イベントは?

親子で気軽に参加できるふれあいイベントが多いことで有名なしながわ水族館。体験できる有料イベントは、すべて当日に予約受付しています。さっそく人気のプログラムをチェックしましょう。
 

・アザラシ・カワウソ・ペンギンの「エサやり体験」

しながわ水族館では、アザラシ・カワウソ・ペンギンへのエサやり体験ができます。どの動物へエサをあげられるかは、訪れた日のお楽しみ!どれも1回500円です。

カワウソのエサやり体験では、チューブに入れたエサを目の前まで下ろし、指先で器用に摘んで食べる様子を観察できました。
 

・魚についてもっと詳しく知りたいなら「しな水いきものト~ク」

飼育員がしながわ水族館の生き物について詳しく説明してくれる無料イベント。時間になったら水槽の前に集合すると参加できます。説明する生き物は日によって変わるとのこと。“未来のお魚博士”を目指す子どもにはぴったりのイベントですが、大人が聞いても十分楽しめますよ。
 

・水族館の秘密がわかる「裏側潜入ツアー」

水族館の裏側をスタッフと一緒に探検する有料ツアーで、4歳から参加可能です。自分で歩いて回るので、ベビーカーは利用できません。水族館の水のろ過方法やエサの作り方など、飼育員だからこそ知っている水族館の秘密を学べます。トンネル水槽は目の前に遮るものがなく、魚が泳ぐ姿を直接見られるので感動間違いなしです。

 

・1回100円で大人気!「ふれあい体験」

手についた角質を食べてくれるガラ・ルファとのふれあい体験は、いつもたくさんの人が参加する大人気イベントです。水槽の中に手を入れると、手は一気にガラ・ルファだらけに!くすぐったくて不思議な感覚をぜひ楽しんでくださいね。

しながわ水族館のお土産&グルメをチェック

「レストランドルフィン」と「ドルフィンカフェ」は、しながわ水族館を出たところにあります。再入場可能なので、食事をしてから水族館に戻れるのが便利でした。

レストランドルフィンは、池の上に浮かんだレストラン。メニューは、ハンバーグやパスタ、カレー、ステーキなどの洋食が中心で、しっかりご飯を食べたい人にはぴったりのレストランです。契約農家から野菜を直接仕入れているので、“野菜がおいしいレストラン”としても有名です。

「焼トマト&チーズハンバーグ」は、ライスとドリンクバー付きで1,750円。サイドメニューも充実しているので、大人も大満足のランチタイムを過ごせますよ。

勝島の池のほとりにあるドルフィンカフェでは、カラフルなソフトクリームや、手でちぎって食べやすいサンドイッチ、色とりどりのクリームソーダなど、ポップでかわいいメニューが揃っています。

ちぎりパンを使った「にじいろ雲パンサンド」は、お食事系からスイーツ系まで種類が豊富で、思わず選ぶのに迷ってしまうはず。簡単にちぎって分けられるので、友達・家族とシェアして食べましょう。みんなで食べると、おいしさもアップします。

ドルフィンカフェのテーブルとベンチは屋根付きなので、突然雨が降っても大丈夫。家で作ったお弁当を広げて食べている親子もいました。

水族館内の自動販売機は、イルカの窓近くにある1ヶ所のみ。夏の暑い時期などは、水筒を持って出かけるといいかもしれません。

お土産が欲しいなら、ショップ「マリンショップシーガル」へ。一番人気はやはりぬいぐるみで、イルカやカワウソ、ペンギンなどのかわいい動物以外に、チンアナゴやオオグソクムシといったキモカワ系も売れ筋なんだとか。

ぬいぐるみは大きいからと、キーホルダーやマスコットをお土産にする人も多いそうです。ちなみにサンリオキャラクターのシナモンは、品川観光大使なんです。しながわ水族館とのコラボ商品も多く、こちらもお土産におすすめですよ。

(※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

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