レコードを自在に操れ!身体でリズムを刻め!【体験ハンターどこへ行く #15 世田谷・DJ体験】

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【体験ハンターどこへ行く!#14 世田谷・DJ体験篇】

体験ハンター現る!

 

どうも、体験ハンターのリックェです。

 

カメラマン:今日はDJ体験ですが、DJはやったことありますか?

 

・・・・・・。

 

カメラマン:リックェさん?

 

あ、すみません、今日の DJ体験の成功を『ディスコの神様』に祈っているところでした。

 

カメラマン:藤井隆さんに祈ってたってこと?

 

DJは未体験ですが、楽しみです。

 

10年くらい前にバルセロナの「SIDECAR」というクラブハウスに連れて行ってもらったときに、Earth, Wind & Fire の『September』の盛り上がるところをずっとループさせるテクニックを見たことがあります。みんなノンストップで踊ってましたね。あれは楽しかった。

 

カメラマン:バルセロナはクラブ文化ですものね

 

そうらしいですね! 余談ですが「SIDECAR」は人気なので、すぐ近くのバルでは国外からの観光客から「サイドカー(SIDECAR)の場所を知らないか?」と尋ねられることがよくあったそうです。地元っ子は「シデカル(SIDECAR)」だと思ってるので「聞いたことないなあ」と言われてしまうという話がありましたね。

 

カメラマン:本当に余談だなあ

 

ちなみに SIDECARの中で、知らないといった地元っ子と再会して「さっき知らないって言ってたじゃないか!」と言うまでがワンセットだそうです。

 

 

余談から本編へ話題を自然につなぐ・・・

 

それが、DJ HUNTER だ!

 

 

DJ YASU 先生に教えていただきました!

VIBESRECORDS代表取締役の DJ YASU先生です。

 

アナログレコードでのDJ体験

本日はアナログレコードによるDJ体験です!

CDやPC音源のDJ体験もあるのですが、先生のおすすめでもあるアナログレコードによるDJ体験をチョイスしました。

 

やっぱり12インチのでっかい円盤が回ってるところを見てみたいじゃないですか!

 

なぜターンテーブル(レコードプレーヤー)は2つあるの?

真ん中がコントローラー、左右にあるのがターンテーブル、つまりレコードプレーヤー。

踏まえて、DJ YASU先生からのクイズ。

 

ターンテーブルが2つある理由わかりますか?

これは、予習済みだぜ!

左右のターンテーブルでそれぞれ音楽をかければ、左の音楽の終わりに右の音楽の再生を始め、その右の音楽の終わりに左で再生するというように途切れなく音楽をかけ続けられるからです!

 

バッチリ正解です!!!

音楽を止めずに、楽曲の盛り上がるパートだけを流し続けるために考案された方法ですね。1970年代にはこのテクニックはあったそうです。

 

座学だけは強い・・・ 

 

それが、DJ RIQUE だ!

 

DJの歴史背景も学べて、盛りだくさんの内容です。

 

今日習得する技 ジャグリング

まず、今日習得する "ジャグリング” をざっくり説明しますね。

ある楽曲内のバク上がりパートをずっとループさせ続け、会場のテンションを際限なくアゲるテクニックです。

同じレコードを2枚用意し、左右のターンテーブルにセットします。

ともに同じ再生位置で止めてあります。

ターンテーブルは両方回っていますが、指で押さえてレコードの回転を止めておきます。

片方の指だけ離し、音楽を流します。1回目のループですね。

聞かせたいパートが終わるタイミングで、もう片方の押さえを開放して音楽を再生します。

これが2回目のループ。

音楽の再生を続けながら、再生していない方のレコードを、手で逆回転させ再生位置まで戻し、押さえて待機。

またループが終わるタイミングで、巻き戻しておいたレコードを再生します。3回目のループですね。

お気付きの通り、これは1回目の始まりと同じ状態になので、これを繰り返すことで、、、

始発の電車まで同じフレーズを掛け続けることができます!

レコードのセッティング

これがレコード針です。針っていうから縫い針みたいな見た目を想像していました。

 

セッティングから教えてもらいます。

レコード自体触ったことがないのでドキドキですね。

 

ちなみに、アナログレコードのDJは自分のマイレコード針を持って会場にいくらしいですよ。

そしてレコード盤です。

座学だけはできる DJ RIQUE は、レコードはその材質からバイナル(ビニール)と呼ぶみたいな、事前知識を仕入れていたんですが、初めてのレコードの持ち方がわからず、さらにレコードは超高価と思っているため、それどころではなくワクワクとおっかなびっくりが入り混じった顔になってしまいました。

 

我が子を初めて抱いた人と同じ顔。

電源を入れてターンテーブルを回転させ、針を落とします。

 

「針を落とす」というのは詩的な表現であって実際に自分でやる日が来るとは思ってなかったので、感慨深いものがあります。

 

レコードを押さえる・離す・巻き戻す

さて実際にレコードに触れていきます。ドキドキですね!

再生中のレコードは指の腹でそっと押さえると音楽が止まります。指を離せばレコードは回転し始め音楽は再開します。要は押さえることで、再生位置をキープした一時停止状態になります。

レコードの回転位置と楽曲の再生位置は一致しているので、レコードにマーカー(赤い丸いシール)を貼って、再生位置の目印にします。

レコードの針とマーカーと円盤の中心の3つが直線に並ぶところでレコードを押さえておきます。もちろんレコードは再生中に何回転もするので、それだけでは再生位置はわからず、実際に音を聞いたり、再生してからの回転数を数えることも合わせて目印にします。

 

やってみよう

今回の体験で使った楽曲はフレーズの出だしに「Tede!」 というような掛け声があるので、うまくフレーズを繋げられたかはすぐわかります。

「Tede!」

 

音楽スタートです!自分自身が音楽を掛けていることが、楽しいですね!

そして、今回は音楽を流れるままに聞いているだけではなくて、音楽をコントロールする側なのです。

左のレコードと右のレコードでそれぞれやることがあるのですが、わたわたしているうちにフレーズの終わりが近づいてきました。

うわ〜〜〜〜〜〜!難しい!!

実際見るDJさん達がノリノリで楽しそうにやっているのは、テクニックが身体に馴染むほどの反復の賜物だと実感。

 

再チャレンジ!

千里の道も一歩から!クラブの道もワンスクラッチから!

・・・というわけで、もういっちょ挑戦していきましょう!

 

お、さっきよりうまくいっているのでは!?

何度かチャレンジするうちにビギナーDJが身に着けるべきものが分かってきましたよ!

 

続けろ、止めるな!です!

 

意識して直すべきことが重要なフェーズはもっと後にあるのかもしれないけれど、最初のうちは、個々のプレイに一喜一憂しないで、そのまま走っていく姿勢が大事なのかも。1回や2回前と比べてもわからないけど、10回前よりうまくはなっている感触は確かにあります。

 

そのためには反復だ!

もうひとつコツとは言えない、コツのようなものがありましたよ。

うまく身体が動かないと思っても、まずは作り笑いでもいいので「笑顔でノリノリでやること」です。フロアのお客さんを楽しませるぞ! という心意気なのか、身体で刻むリズムのおかげなのか、なんだか無意識の補助輪がついたみたいに、指が左右のレコードを操作しだすんですよね。

 

不思議ですが、本当なんです。

おわりに

DJを始めることは、もっとカジュアルになってもいいんじゃないかという印象に変わました。

たとえば、小学校の音楽の時間にDJの時間あってもいいと思うくらい。

その一方で、DJの奥深さを垣間見た気がします。表現したいことが見つかれば、テクニックを知れば、もう探求の道の始まりです。

好きな音楽があって、好きなフレーズを自由にかけられたらきっと楽しいと思える方なら、誰にでもおすすめできるアクティビティです!

 

体験ハンターこれにて了!

 

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<文=リックェ>

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