下町風俗資料館体験レポート。東京上野でレトロな雰囲気を楽しめる!

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カフェ下町

昭和30年代のカフェを再現したコーナー「カフェ下町」。

店内の様子はこじんまりとしています。それぞれの卓上には昔ながらのボードゲームがあります。

カフェのカウンター。ガラスケースには日本のビール「キリンラガービール」アメリカのウイスキー「ワイルドターキー」やイギリスのジン「ビーフィーター」などが展示されています。奥にはレコードを再生する機器があります。

カフェ下町の前には、当時の浅草と上野の様子を3Dで見ることができるコーナーがあります。写真を機械にセットしてグラス越しに見るシンプルなもの。実際に覗いてみると「わ!本当に3D!」ぜひ覗いてみてください。

花やしきの看板

日本最古の遊園地と言われる花やしき。その昔の看板が展示されています。今回は特別に撮影させていただきました。

大正時代の花やしき園内の案内図

大正時代の花やしきの案内図も展示されています。当時の花やしきは全国有数の動物園として有名でした。虎や熊などが展示され、日本初のライオンの赤ちゃんが生まれた場所でもあります。

凌雲閣(りょううんかく)の模型

明治期から大正末期まで東京・浅草にそびえ立っていた12階建ての「凌雲閣(りょううんかく)」の模型。大正時代に発生した関東大震災で半壊し、解体されました。当時は現在のスカイツリー的な存在だったのでしょう。「雲を凌ぐ」という名前がその特別感を物語っています。

銭湯の番台

台東区内の銭湯で使われていた番台です。現代ではなかなか見られない代物。下町風俗資料館内でも屈指の人気を誇ります。

人気の理由は、実際に番台に上がれること。引き出しの中には石鹸などが入っておりリアリティがあります。

昭和初期の民家

2階奥には昭和初期の民家を再現したコーナーがあります。歴史の教科書でしか見たことがないような品が数多くあります。奥にあるのは昭和30年代に普及した東芝製の白黒テレビ。この時代にテレビが爆発的に普及したと言われています。

足踏みミシン

足踏み式のシンガー社製のミシン。当時の暮らしに思いを馳せながらミシン台に座ります。当時ミシンは「洋裁」といって、自分で服を作ることも珍しくありませんでした。ファストファッションが普及した今では、手作りの服なんて逆に新鮮ですね!

日本初の自動式電気釜

日本初の自動式電気釜が展示されています。家事にかかる時間を大幅に減らした画期的な家電製品。この釜が発売されるまでは、炊きあがりのタイミングを見計らってスイッチを切るしかありませんでしたが、この電気釜は自動でスイッチが切れます。日本の全家庭の約半数にまで普及したと言われています。

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