すみだ水族館の見どころ&おすすめコースは?人気の屋内開放型ペンギン水槽からフォトスポットまで詳しく紹介!

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「すみだ水族館」は、東京スカイツリータウン(R)内にある完全屋内の水族館。国内最大級の屋内開放型水槽で泳ぐかわいいペンギンに、新体感水槽「ビッグシャーレ」の癒しのクラゲ、さらにユーモラスなチンアナゴまで、たくさんの展示が揃っています。駅直結とアクセス抜群で遊びやすいのも魅力!子連れでのお出かけやデートにもぴったりなすみだ水族館の見どころを徹底レポートします。
 

すみだ水族館とは?

すみだ水族館は2012年にオープンし、2022年に10周年を迎えた都心の屋内水族館。場所は東京都墨田区押上「東京スカイツリータウン」の中にあります。

東京スカイツリータウンは、「東京スカイツリー(R)」「東京ソラマチ(R)」「東京スカイツリーイーストタワー」の3つの施設を中心に構成されており、すみだ水族館が入っているのは商業施設・東京ソラマチ(R)のウエストヤードの5階と6階部分。エントランスは5階ですが、4階の専用エレベーターから上ってアクセスします。

とくに人気の展示は、国内最大級の屋内開放型の水槽があるペンギンゾーン。広大なエリアを自由に泳ぎ回るペンギンたちの姿は必見です。そのほか、クラゲや金魚の水槽、サンゴ礁の展示ゾーンにいるチンアナゴもとても人気があります。

ペンギンが自在に泳ぐ!国内最大級の屋内開放型水槽

すみだ水族館では、ペンギンの展示にとても力を入れています。まず注目したいのが水槽!屋内開放型水槽としては国内最大級の大きさで、さまざまな角度からペンギンたちがのびのびと暮らす様子を見られます。

ここで暮らすペンギンは全部で52羽(2023年4月時点)。種類はすべてマゼランペンギンです。ペンギンというと1年中凍り付いた寒い土地で暮らすイメージがありますが、マゼランペンギンが快適に感じる温度は、わたしたちとあまり変わらないようです。
 

・すみだ水族館の名物!「すみだペンギン相関図」

すみだ水族館がペンギン愛に溢れているひとつの証明が、この「すみだペンギン相関図」。なんと52羽のペンギンの相関関係が、びっしりと書かれているのです!

夫婦・親子・兄弟の関係だけでなく、片思いや失恋などもすべて記載。「10年彼氏なし 若い子狙いにシフト(ヨモギ)」「鳴き方がお囃子リズム(モミジ)」「持ち上げるとわかる隠れマッチョ(あんみつ)」など、それぞれのコメントがかわいらしくて、思わず夢中で見てしまいます。

「相関図で気になるペンギンがいても、どの子かわからないのでは?」いえいえ、そんな心配はいりません。実は相関図のペンギン名の右の色は、ペンギンたちの翼のカラーバンドと同じ色になっているのです。

すみだペンギン相関図は、「個性や社会性のあるペンギンたちのことをお客様にもっと伝えたい!」というスタッフの想いから出来上がったそうです。ベースとなったのは、水族館の新人スタッフへの引継ぎ資料として作られたペンギンたちの履歴書でした。

最初の相関図の公開は2018年。現在は4回のアップデートを終え、第5版目の2023年版が公開されています。そのあいだも新たにカップルになったペンギンや失恋したペンギンもいます。

ちなみにすみだ水族館では、繁殖行為が見られたらカップル、産卵したら夫婦と記載しているそう。少し仲が良い程度の関係には「?マーク」が付いています。

現在の相関図だけでなく、そのペンギンの過去遍歴が知りたい場合は、すみだ水族館の公式LINEやHPから確認できます。相関図に公式LINEのQRコードが載っているので、気になる人はチェックしてくださいね。

 

・ペンギン展示は目線を変えて楽しもう!

ペンギン展示は、とにかく距離が近いのが見どころ。すみだ水族館のテーマ「近づくと、もっと好きになる。」の言葉通り、本当に間近で観察できます。

また、観察できる場所が立体的なのもポイント。6階から下りてくれば、岩場にいるペンギンを上から観察できます。5階に下りてすぐの場所なら、目線の高さかちょっと上くらいにペンギンが見えます。さらに水槽に沿って進めば、水中を泳ぐペンギンの姿がすぐ横に!

気になるペンギンがいたら、翼にあるカラーバンドの色を確認して、相関図をチェックしてみましょう。行動を共にするペンギンたちの関係性がわかれば、展示を何倍も楽しめるはず。また、「ぺんたごん」というカラーバンドから個体名が判明するコンテンツも提供中とのこと。お気に入りのペンギンができれば、また通いたくなるかもしれませんね。

 

・見られたらラッキー?ペンギンたちのゴハンタイム

ペンギンのゴハンタイムは1日3回行われていますが、2023年3月現在、時間は非公開となっています。タイミング良くゴハンタイムに遭遇できたら、たっぷり鑑賞しましょう。

飼育スタッフはゴハンをあげるときに、ペンギンの名前を一羽ずつ呼びます。これを聞くと、ペンギンは自分の名前を分かっていると思う人が多いそうですが、実は名前を呼ぶ理由は、スタッフがゴハンのメモを記録するためのもの。

どの子にどのくらいゴハンをあげて、どのくらい食べたかなど、記録担当のスタッフに確実にわかるようにしています。

その一方で、現場のスタッフによると、「ペンギンたちはなんとなく自分の名前をわかっているのでは?」と感じることもあるそう。甘えたり怒ったりする仕草をスタッフに見せることもあるので、ペンギンもスタッフを識別しているのかもしれません。

 

・昼とは違った姿が見られるかも!夕方のペンギン水槽の魅力

毎日18:00ごろになると、「ブルーナイトアクアリウム」として夜の照明に切り替わります。

照明が切り替わるとペンギンたちも夜を認識するのか、昼間とはまた違った姿や行動を見られるのだそうです。岩の上でウトウトしたり、逆に昼間より活発に泳ぎ回ったり、中には愛をはぐくむカップルの姿もありました。

ちなみにペンギンは熟睡しない生き物。睡眠は細切れでとり、すぐに外敵から逃げられる体勢で寝ます。時間帯を変えて訪れると、また新しい発見があるかもしれませんよ。

無数のクラゲに癒される!ビッグシャーレの楽しみ方

すみだ水族館がペンギンと並んで力を入れているのがクラゲ。展示されている数は、およそ14種類・700匹にものぼります。半透明の体を揺らしながら漂う無数のクラゲには、うっとりと癒される人が続出!同館の人気スポットのひとつとして知られています。

2020年7月に水族館をリニューアルした際に、クラゲの展示スペースを大幅に改造しました。そのときに登場したのが、長径約7mの水盤型水槽「ビッグシャーレ」なんです。
 

・ずっと見ていても飽きないクラゲの水槽「ビッグシャーレ」

ビッグシャーレの魅力は、その大きさだけではありません。常に光の演出が行われていて、半透明のミズクラゲがさまざまな色に変わります。

白一色になったり、グラデーションになったり、揺れ動くクラゲの動きはため息が出るほどの美しさ。光の演出はおよそ5分で一巡しますが、癒されたくてずっと眺めていたくなりますよね。

珍しいのは、ビッグシャーレが蓋のないクラゲ水槽であること。上から覗いた場合、アクリル越しではない状態でクラゲを見られるのです。

また、ビッグシャーレもほかの展示と同様に、多方向から楽しめるのがポイント。水槽を上から覗けるスポットのほか、アクリル越しに見られる真横や、部分的に水槽の上に立てるスポットもあるので、足元のクラゲを真上から見ることも可能です。

ビッグシャーレの近くには、3種類のクラゲが入ったドラム型水槽もあります。こちらは水槽内が3つに仕切られていて、正面から見れば1種類ずつ、横から見れば3種類をいっぺんに見られるようになっています。

 

・クラゲ好きなら「アクアベース」で飼育の秘密に迫っちゃおう!

すみだ水族館のクラゲは、現在すべての個体が館内生まれ。その繁殖と飼育を一手に担っているのが、5階「アクアベース」にあるラボです。

ちなみにアクアベースには、生き物たちのゴハンを準備する「キッチン」もあり、爪の先ほど小さな赤ちゃんクラゲを見られるのはラボだけです。

小さな水槽がずらりと並ぶ姿にはワクワクするはず!クラゲの生態に迫る解説も豊富にあるので、展示を見ながら知識を深めるのも楽しそうです。もしクラゲについて何か聞きたいことがあれば、気軽にラボのスタッフに話しかけてみてください。

すみだ水族館の並ばず入れる入場チケットはこちら

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