東京おもちゃ美術館へ行ってきた!子供連れが楽しむためのポイント解説

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0歳から楽しめる!年齢別おすすめコースを紹介

さまざまな遊びスポットがあるので、家族で訪れた際にどこから回ればいいか迷う方もいるでしょう。ここからは、東京おもちゃ美術館のスタッフがおすすめする年齢別コースを紹介します。いずれのコースも所要時間は約2時間で、各教室を回りながらさまざまな遊びにチャレンジできます。
 

・0~2歳児におすすめのコース

0歳から2歳児の赤ちゃんには、まずは木の心地よさ、香り、感触を楽しんでもらうコースがおすすめ。体験スポットを中心に回るコースなら、時間を忘れて夢中で遊べますよ。

1.ベビーカー置き場:館内ではベビーカーは使用禁止となっています。指定された場所に保管しておきましょう。
2.赤ちゃん木育ひろば:杉の無垢材の心地よさ、肌触りをまずは味わってみましょう。なお、おむつ替えコーナーは同ひろばの入口前、授乳室はひろば内に設置されています。授乳室を利用する際はおもちゃ学芸員に一声をかけましょう。
3.おもちゃのもり:「木の砂場」や「どんぐり池」など、木の香りに包まれましょう。
4.いとのこや:赤ちゃんの手形のおもちゃなど、パパママも記念にひとつ作ってみてはいかがですか?
5.おもちゃのまち きいろ:ひとりで歩けるようになったら、収穫体験の「ごっこファーム」がおすすめです。
6.おもちゃのまち あか:昔ながらの独楽やお手玉は、赤ちゃんでも見て遊べますね。
7.ギャラリーショップ APTY:国産の赤ちゃんおもちゃが勢ぞろい。出産祝いにも最適。

 

・3~6歳児におすすめのコース

からだを動かすことが好きになり、色々なものに興味が湧いてくる3~6歳児におすすめの体験コースを紹介します。

1.おもちゃのもり:木のセンターハウスに登ったり、木の砂場に埋もれたり、全身で木を感じて遊びましょう。
2.おもちゃこうぼう:親子で手作りおもちゃに挑戦!ぜひお土産にいかが?
3.おもちゃのまち あか:パパママにとっても懐かしい伝承遊び。ぜひ親子で一緒に昔遊びを楽しんでください。
4.おもちゃのまち きいろ:パパママになりきって、「おままごと遊び」を楽しみましょう。
5.グッド・トイてんじしつ:子どもの想像力を伸ばす「グッド・トイ」が勢ぞろい!実際に手に取って遊んでみましょう。
6.ギャラリーショップ APTY:最後は遊んで楽しかったおもちゃをお土産に購入してみては?
 

・小学生におすすめのコース

知力・体力が向上し、より知的好奇心を満たす遊びに興味が湧いてくる小学生におすすめのコースを紹介します。

1.きかくてんじしつ:世界の珍しい玩具に触れ、知的好奇心を満たしましょう。
2.おもちゃこうぼう:手先も一段と器用になる時期に、より創意工夫にあふれた作品づくりにチャレンジできます。
3.いとのこや:小学4年生から電動イトノコが体験可能。ぜひ自分で木のおもちゃを作ってみましょう。
4.ゲームのへや:世界の珍しいアナログゲームで親子対戦はいかが?各ゲームのTOPプレイヤーが指導してくれるイベントも見逃せません。
5.おもちゃのまち きいろ:「サイエンストイ」で遊びながら、科学の不思議を体験してみましょう。
6.ギャラリーショップ APTY:お気に入りのおもちゃを探してみましょう。
 

・大人でも楽しめるおすすめコース

東京おもちゃ美術館には、付き添いの大人も夢中になって遊べるスポットも用意されています。最後に大人も楽しめるおすすめコースを紹介します。

1.グッド・トイてんじしつ:おもちゃコンサルタントが厳選した「グッド・トイ」は、大人にとっても好奇心をくすぐられる良質なおもちゃが揃っています。
2.きかくてんじしつ:見たことがない世界の珍しい玩具は、大人にとっても刺激的!見ているだけでも楽しい部屋です。
3.いとのこや:自分のために、あるいは誰かのために、木のおもちゃを作ってみませんか?
4.おもちゃのまち あか:昔懐かしい伝承遊びや知らなかった地域の郷土玩具に触れれば、新たな発見があるかも?
5.ギャラリーショップ APTY:雑貨のようなホームメイドのかわいらしいおもちゃもたくさんあります。子どもへのプレゼントはもちろん、自分用のお土産にいかがですか?

毎月開催されるイベントも要チェック!

遊びのスペシャリスト・おもちゃ学芸員による選りすぐりのイベントも見逃せません。ここからは、東京おもちゃ美術館でもとくに人気のイベントを紹介します。

 

・毎月変わる!「おもちゃ学芸員イベント」

東京おもちゃ美術館が主催する各種イベントは、「作る」「遊ぶ」「観る」「学ぶ」がコンセプト。おもちゃ学芸員がそれぞれの得意分野や特技を活かして、さまざまなおもちゃや昔遊びを披露してくれます。

一部の工作以外は、基本的に無料で、もちろん誰でも参加できます(※イトノコを使用する工作のみ小学4年生から)。各種イベントの内容は月ごとに異なり、定員数や開催時間が設けられています。
気になる方は、東京おもちゃ美術館の公式サイトの「今月のイベント」をチェックしましょう。

 

・「ハロウィン仮面」と「木製ペンダント」の手作りおもちゃ体験

子どもに大人気の体験のひとつが「手作りおもちゃ」。わたしが訪れた10月のテーマは「ハロウィン仮面」と「木製ペンダント」でした。

「手作りおもちゃ」は予約制で、1人につきひとつ体験できます(※小学生以下のお子様は保護者同伴が必須)。参加無料の「ハロウィン仮面」は午前と午後に1日2回開催、500円の参加費がかかる「木製ペンダント」は午後1回のみの開催でした。開始時間までに整理券代わりの札を取って、3階「おもちゃこうぼう」前にて予約受付を済ませます。

「おもちゃこうぼう」の各テーブルには、材料となる紙皿やお箸、そしてはさみやホッチキス、セロハンテープ、カラーマーカー等の工作グッズが用意されています。

子どもが楽しく工作する姿をあたたかく見守る親御さんの姿が印象的でした。
 

・読み聞かせとお手玉遊びの「おくにことばで昔ばなし」

その土地の言葉で、その土地の民話や昔話を紙芝居で読み聞かせする「おくにことばで昔ばなし」。

訪れたときのお話は「かにむかし」、いわゆる「さるかに合戦」の物語が、とある郷土の言葉(方言)で語られていました。

紙芝居の後は、ママや赤ちゃんたちとともに、お手玉を使ったわらべ歌「ぺったら ぺったん おもちつき」で昔遊びを楽しみ、終始笑顔の絶えない時間でした。

東京おもちゃ美術館で人気のおもちゃをゲットしよう!

東京おもちゃ美術館を存分に楽しんだ後は、お気に入りのおもちゃを見つけに「ミュージアムショップ Apty」を覗いてみましょう。

 

・日本の職人による良質なおもちゃと出会える「ミュージアムショップ Apty」

入口に併設された「ギャラリーショップ Apty(アプティ)」は、東京おもちゃ美術館と福岡おもちゃ美術館にあるミュージアムショップ。「グッド・トイ」をはじめ、国内外の良質なおもちゃを豊富に取り揃えたおもちゃのセレクトショップです。

日本のおもちゃ作家が国産材でつくる「木育おもちゃ」を中心に、一般のおもちゃ売り場では見かけないような個性あふれるユニークなおもちゃや、雑貨にして飾りたいほどかわいらしいおもちゃなど、種類は多岐にわたります。

お子様へのプレゼントはもちろん、インテリアやギフトとして、お気に入りの一品を探してみてはいかがでしょうか?

 

・人気の売れ筋アイテム3選

ここからは、お店のスタッフがイチ推しするおもちゃを一挙にご紹介!

左から遊ぶたびに違う表情の木ができあがる「四季・木つみ木(秋)」(7,920円)、赤ちゃんにおすすめの「でんでんだるま」(3,300円)、実は高齢者にも人気の「2歳からのにぎにぎこま」(990円)が人気グッズだそうです。

右は子どもが大好きな「車のおもちゃ」に、積み木の「繰り返し遊び」が加わった「Tuminy(ツミニー)・大きいおうちセット」(10,780円)。こちらは木遊びデビューにもってこいのセット商品です。

“成長に合わせたおもちゃを選ぼう”とよく耳にしますが、厳密にはおもちゃに対象年齢はないと考えているそう。いい大人だってお年寄りだって、童心に帰って夢中になれるおもちゃと出会えるはずです。目移りするほど多彩なおもちゃの中から、ぜひすてきな出会いを見つけてください。

東京おもちゃ美術館のアクセス方法

東京おもちゃ美術館は狭い住宅街にあり、周囲には駐車場がありません。そのため、公共交通機関の利用が推奨されています。

電車の場合は、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口から徒歩約5分、都営新宿線「曙橋駅」A1出口からは徒歩約9分、JR「新宿駅」東口からは徒歩約30分、JR「四ツ谷駅」からは徒歩約20分となっています。

ただし、障がい者の方向けの駐車スペースは用意されているため、利用する際はチケット予約時に駐車希望の旨を伝えましょう。

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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