昭和時代にタイムスリップ!「柴又ハイカラ横丁・柴又のおもちゃ博物館」の見どころと遊び方

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2階のおもちゃ博物館はレトロゲームのテーマパーク

建物横の階段を上った2階はおもちゃ博物館。中には昭和30年~40年代を中心としたおもちゃが展示されています。

中央のスロットレーシングは現役。15分100円で遊べます。スロットカーは無料で使用できますが、持ち込みも可能!自分でチューンナップした自慢の車を走らせてみませんか?

そのほかにも実際に遊べるゲームがいくつか設置されています。実はほとんどが今も遊べるのですが、メンテナンスの関係もあって、遊べるゲームは日によって違うそうです。

展示されているのは、どれも貴重なおもちゃ。劣化しないように直射日光や照明にも気を付けているとのことで、遊ぶときは大切に扱いましょうね。

実際に調理できる「ママ―キッチンシリーズ」は、当時は画期的なおもちゃでした。クリスマスプレゼントで貰うために、一生懸命お手伝いをしたものです。ファミコンのドット画面は、今見ると逆に新しく思えますよね。

奥には宇宙人がいました。昔は宇宙人といえばタコのような形で、ロボットも箱型。昭和のSF映画や小説に出てきていた宇宙の再現に、なんともノスタルジーを感じます。手前のボタンを押すと、宇宙人が話しかけてきますよ。

「駄菓子屋玩具くろさわ商店」は必見!おもちゃコレクター漫画原作家・黒沢哲哉氏からお借りした、貴重なおもちゃが並んでいます。

決して高価なわけではありませんが、駄菓子屋さんで売られていた安価なおもちゃは大切に保管していた人が少ないため、今ではとてもレアなアイテムなんです。「そういえば、家にもあった~!」と懐かしく思う人も多いはず。

なお、おもちゃ博物館は入館料が必要となります。1階で購入するか、事前にネットで購入してから行くと割引になるのでお得です。開館日が限られているので、事前に公式サイトをチェックしてから出かけてください。

また、1階2階ともに通路が狭く、子どもの手が届く位置に商品やおもちゃがあるため、小さな子ども連れの場合、ベビーカーではなく抱っこ紐をおすすめします。

 

柴又ハイカラ横丁・柴又のおもちゃ博物館と一緒に楽しみたい周辺観光スポット

下町の風情を感じられる柴又駅周辺には、歴史あるパワースポットやレトロな商店街があり、周辺観光もセットで楽しめます。柴又ハイカラ横丁・柴又のおもちゃ博物館周辺の見どころもチェックしてみましょう。

・足の親指をさわるとパワーをもらえる「フーテンの寅像」

柴又駅の改札を出ると目の前にあるフーテンの寅像。映画『男はつらいよ』がヒットしたことで、柴又は全国からも注目される観光スポットとなりました。

1999(平成11)年には、柴又帝釈天参道商店街と観光客の募金で駅前にフーテンの寅像を建立。よく見ると左足の親指だけ金色に光っています。実は像の左足親指をさわると、「幸運が舞い込む」「金運がアップする」「願いが叶う」といった噂が流れ、みんなが撫でていくようになったのだとか。改札を出たら、忘れずに左足親指を触ってくださいね。

2017(平成29)年には、旅に出る寅さんを見送る妹さくらの像も建てられ、映画を見たことのない人でも、歴史ある物語のワンシーンを見られるようになりました。

 

・柴又駅周辺で最強のパワースポット「柴又帝釈天」

柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)は日蓮宗のお寺で、正式名称は経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)といいます。勝負運や厄除け、病気平癒などに大きなご利益があることで有名。武闘派の神様のため、障害のある恋愛にはとくに効果があるとか。映画『男はつらいよ』の主題歌で歌われている寅さんが浸かった産湯は、境内左側にある御神水です。

 

・都内唯一の貴重な渡し船「矢切の渡し」

江戸川を挟んで柴又から千葉県松戸市の下矢切の間を結ぶ渡し船が「矢切の渡し」です。最近は交通手段というより、遊覧船のように楽しむ観光客が増えています。

穏やかな川の流れを眺めながら楽しむ10分ほどのクルーズは、ゆったり心が癒されると思いきや、船頭さんの話がとにかく面白いのが特徴。クスクス笑っていると、あっという間に時間となってしまいます。

お子さんが一緒のときは、思わず両耳を塞いでしまうかも?ちょっぴり過激で下世話なジョークがたくさんある小話ですが、これも下町文化のひとつかもしれません。

 

柴又ハイカラ横丁・柴又のおもちゃ博物館周辺のおすすめのグルメをチェック!

柴又ハイカラ横丁・柴又のおもちゃ博物館で遊んだ後にお腹が空いたら、映画のセットのような参道で食べ歩きしちゃいましょう。今回は参道にあるお店の中で、お昼休憩にぴったりのお店をピックアップして紹介します。

 

・映画のモデルにもなった「亀家本舗」

創業1901(明治34)年の亀屋本舗は、映画『男はつらいよ』で寅さんの実家である団子屋のモデルとなったお店です。合成着色料・香料を一切使用しない上質な上新粉を使用したよもぎ団子のほかに、鰻や丼、蕎麦などの食事メニューも豊富です。

せっかくなので、名物スイーツの草団子をいただきました。上にアイスを乗せた「アイス草団子」は、コーヒー(ホットかアイスどちらか)とセットで680円。

歩き疲れてカラカラになった喉を冷たいアイスとコーヒーで潤したら、パワーチャージは完了。ゆっくり休んでから再び散策に出かけましょう。

 

・映画のロケで使用された「門前とらや」

1887(明治20)年に柴又屋として創業したお食事処。お土産の定番「草だんご」が人気です。こちらのお店では、映画『男はつらいよ』の第1作から第4作までの作品で、実際にロケが行われていました。

名物の草だんごは、食べ歩き用として1本170円で購入できます。餡子がたっぷりのっているので、上手に食べるコツは直前までセロハンテープを剥がさないこと!気軽に食べられるのがいいですね。

・食べ歩きにぴったりなサイズ!「船橋屋のくず餅」

もうひとつ、食べ歩きにおすすめの甘味を紹介しましょう。くず餅で有名な船橋屋の柴又帝釈天参道店では、一口サイズにカットされたくず餅がカップに3個入った「食べ歩きくず餅」を販売しています。

黒蜜きな粉は250円、抹茶は300円。どちらも+100円でアイスがトッピングできます。写真は黒蜜きな粉のアイストッピング(350円)です。餡子が苦手という人にはおすすめですよ!

500円でお腹いっぱいに!「三河屋」

駅の改札を出て左手にあるのが、今川焼と焼きそばの名店・三河屋です。2021(令和3)年のリニューアル工事で建物が新しくなりましたが、創業約60年の歴史を誇る老舗店。店先で気軽に買える今川焼は外国人観光客にも人気のようで、餡子よりもチーズが売れていました。

そして、ここで食べたいのが焼きそば。もちもちの麺と少し甘めのソース、鉄板で焦げたソースの匂いもご馳走です。こんなにボリュームがあって350円!200円の柴又ラムネと一緒に食べても550円です。

実は500円のカレーライスもおいしいと常連客から人気だそう。ツウ好みのメニューが、焼きそばにカレーのルーをかけた「カレー焼きそば」(400円)。B級グルメ好きにはたまらないのだとか。

 

柴又ハイカラ横丁・柴又のおもちゃ博物館のアクセス方法

柴又ハイカラ横丁・柴又のおもちゃ博物館のアクセス方法を、電車と車を利用したルートでそれぞれ紹介します。

電車の場合、最寄り駅は京成電鉄金町線の「柴又」駅。下車後、柴又帝釈天方面に徒歩約1分で到着します。柴又駅の改札を出てすぐ、「寅さんの像」の右奥に帝釈天入口が見えるので、とてもわかりやすいでしょう。

車の場合は「首都高四ツ木」IC、もしくは「東京外環三郷南」ICから約5kmほどです。専用の駐車場はありませんので、近隣の有料駐車場を利用してください。

歩いて約6分と少し離れますが、江戸川河川敷にある「柴又公園駐車広場」は、乗用車約190台分の広い敷地を有しており、駐車料金も1回500円とリーズナブルに利用できます。

 

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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