伊豆パノラマパークで富士山の絶景を見に行こう!人気の展望スポットからグルメ、お土産まで見どころを徹底解説

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「碧テラス」以外にも見どころがいっぱい!山頂エリアを散策してみよう

山頂エリアには「碧テラス」以外にも、「葛城神社」「百体地蔵尊」「さえずりの丘展望台」「丸太アスレチック広場」など、数多くの見どころがあります。時間に余裕がある方は、興味のあるスポットを巡ってみましょう。

山頂エリアの見どころを一周する所要時間は、20~30分程度。大人の方は「山頂展望コース」から登って順番に見どころを回るのがおすすめです。子ども連れの場合は「フラワークラフト花富士」から階段を下りて、「丸太アスレチック広場」へ直行してもいいかもしれません。

 

・織物の神様を祀るパワースポット「葛城神社」

碧テラスからも見える赤い鳥居の葛城神社。祀られているご祭神は「萬幡豊秋津師比命(よろつはたとよあきつしひめのみこと)」という織物を司る女神様です。

もともと神社の本体が葛城(葛木)倭文座天羽雷命神社であったことから、山頂にある神社を葛城神社、山を葛城山と呼ぶようになったとのこと。葛城山の名前の由来になったパワースポットなので、ぜひお参りしてから山頂散策を楽しんでみてください。
 

・役目を終えた下駄が眠る場所「下駄供養塚」

葛城神社の裏手を見ると、鼻緒が金属でできた大きな石の下駄があってびっくりするかもしれません。これは「下駄供養塚」といって、旅館での勤めを終えた下駄を供養する塚。伊豆パノラマパークのある葛城山麓には伊豆長岡の温泉街があり、ここで毎年多くの下駄が履きつぶされていきます。

伊豆の国市観光協会では、これらの下駄を供養し、お客様の足の健康を願う「下駄供養祭」を毎年11月11日に行っているのです。なぜ11月11日なのかというと、下駄の歯が「11」に見えるからだそう。不思議な写真を撮れるスポットなので、ぜひ訪れてみてください。
 

・散策の途中に足湯&絶景を堪能!「富士見の足湯」

石段を登るのに疲れてきたころに現れるのが「富士見の足湯」。しかも真正面には雄大な富士山の姿がお目見え!やっぱり足湯も絶景なのです。

もしタオルを持っていなくても心配いりません。この足湯では、足湯タオルと足湯ビニールソックスを100円で販売しています。足湯ビニールソックスはストッキングやタイツを履いたまま足湯に入れる便利グッズですが、素足のほうが気持ちいいので状況に合わせて活用してくださいね。
 

・映えスポットがいっぱい!「山頂展望広場」

足湯からさらに少し登ると、標高452mの「山頂展望広場」に到達します。碧テラスからここまでは約5分程度の道のりです。

山頂展望広場には、「山頂展望台」「源頼朝公ブロンズ像」のほか、パノラマパークの枠の中で富士山を背景にポーズを撮れるフォトスポットがあります。

フォトフレームのように切り抜かれた撮影スポットは、富士山をバックに記念写真を撮りたいときにぴったり!こちらの山頂展望台からは、大室山、天城山、天城峠といった富士山と反対側の景色もよく見られますよ。

「源頼朝公ブロンズ像」は、弓を構えたスタイルで座っています。島流し後に約20年も伊豆の地で暮らしていた「源頼朝(みなもとのよりとも)」は、葛城山山頂で鷹狩りを行っていたと言い伝えられており、獲物を狙っている姿が見られます。

 

・願いごとを叶えてくれる「百体地蔵尊」

「山頂展望広場」から少し下りると、思わずドキッと驚くようなスポットがあります。それは円錐形の台にたくさんのお地蔵様がぐるりと立つ「百体地蔵尊」。

導き地蔵として昔から信仰されてきたお地蔵様で、よく見ると赤い胸掛けのお地蔵様と黄色い胸掛けのお地蔵様がいます。実は赤い胸掛けに願いごとを書いてお地蔵様に奉納し、その願いごとが成就したら、黄色い胸掛けでお礼をするからなのです。

黄色い胸掛けの数だけ願いごとが叶っているということですね。お地蔵様の胸掛けは「かつらぎ茶寮」で購入できるので、空いているお地蔵様に願いを聞いてもらうのもいいですね。
 

・伊豆の自然を感じられる小径「ボードウォーク」

百体地蔵尊から下った先には分かれ道があります。約70〜90分かけて歩くハイキングコースもありますが、気軽に散策したい方は「ボードウォーク」を通って「さえずりの丘展望台」に行く道を選びましょう。

板張りの遊歩道である「ボードウォーク」は、周囲を自然に囲まれた癒しの小径。グリーンシーズンは両側の木々が木陰を作り、秋は紅葉を楽しめ、冬に葉が落ちた後は両側の景色がよく見えます。四季の風景を眺めながら、ゆっくりウォーキングを楽しみましょう。
 

・隠れた人気展望スポット「さえずりの丘展望台」

ボードウォークを進んでいくと、木道が途切れるところで道が二手に分かれます。順路の看板に従って左に進むと「さえずりの丘展望台」に到着します。

「さえずりの丘展望台」は、富士山と反対側の景色を眺望するためのスポット。石川さゆりの名曲「天城越え」でよく知られる天城峠が真正面に見えます。手前を蛇行する川は狩野川です。
 

・鐘を鳴らせば願いが叶う?恋人の聖地「幸せの鐘」

さえずりの丘展望台の近くには、もうひとつの展望台があります。こちらは富士山が見える方角で、「幸せの鐘」が設置されている恋人の聖地。2人で鐘を鳴らすと、願いが叶うと伝えられているのだとか。カップルは恥ずかしがらずに、ぜひ鳴らしてみてくださいね。
 

・子どもと遊ぶならココ!「丸太アスレチック広場」

ボードウォークの先の分かれ道を「狩野川コース」へ進むと見えてくるのが「丸太アスレチック広場」。子どもが大好きなアスレチックがずらりと並んでいて、思わずテンションが上がってしまうこと間違いなしの遊び場です。

かなり本格的な設備が揃っており、ロングネットクライム、丸太ステップ、ジップスライドなどを完備。山頂のロケーションを活かした開放的な空間で、思う存分遊びを楽しめますよ。

 

・色とりどりの花が咲く小さな富士山「フラワークラフト富士山」

丸太アスレチック広場から階段を登ると、色とりどりの華やかな草花が美しい「フラワークラフト富士山」が見えてきます。四季の花々を集めて形作られた小型の富士山で、記念撮影にはぴったりの映えスポットです。

そしてここまで来れば、スタート地点である碧テラスの水盤前はすぐそこ。散策お疲れ様でした!
 

・伊豆パノラマパークの滞在時間はどのくらい?

伊豆パノラマパークを回る所要時間は、山頂エリアの過ごし方と、山麓エリアで食事をするかによって変わってきます。絶景を見てドリンクを一杯飲む程度であれば1時間弱、山頂エリアをゆっくり散策した後に山麓エリアで食事をするなら、半日以上はみておいたほうがいいでしょう。

しっかり癒されたい方は、午前中のうちに山頂エリアを訪れるのがおすすめ。プライベートガゼボでくつろいだ後は、さえずりの丘展望台まで歩き、ロープウェイで下りてきた後にレストラン「トラットリア 伊豆パラディーゾ」でランチを食べるスケジュールがいいでしょう。

伊豆パノラマパーク山麓駅のおすすめグルメ&お土産を紹介

山頂エリアをたっぷり楽しんだら、再びロープウェイに乗って山麓駅へ。山麓駅にはランチにぴったりのレストラン「トラットリア 伊豆パラディーゾ」と、お土産を販売する「伊豆の旬彩市場」があります。

 

・本格イタリアンを味わえる「トラットリア 伊豆パラディーゾ」

「トラットリア 伊豆パラディーゾ」は、山麓駅にある本格的なイタリアンレストラン。広々とした店内で落ち着いて食事を楽しめます。

爽快な景色を眺めながら食事できるテラス席もあるので、気分で選んでみるのがおすすめ。テラス席に限り、ワンちゃんを連れて利用することも可能です。

食事メニューは、メイン料理+三種のアンティパスト+パンのセットメニューのみ。デザートは単品でオーダーできます。メイン料理は種類豊富なパスタ、ピッツァ、グリル・煮込み料理から選択可能。イタリア産小麦粉を使ったピッツァは、ほどよいサクサク感とモチモチ感があっておすすめですよ。

 

・伊豆名物が揃うお土産ショップ「伊豆の旬彩市場」

観光の最後に立ち寄ってほしい「伊豆の旬彩市場」は、山麓駅にあるお土産ショップ。伊豆の人気土産が勢揃いしているので、ぜひラインナップをチェックしてみてください。今回はお店のスタッフに聞いた、とくに人気の商品を2つ紹介します。

1つ目は、見た目のかわいらしさにズキュンと射貫かれてしまう富士菓匠金多留満の「富士山羊羹」。もも味・シャインマスカット味・静岡みかん味など、バラエティに富んだラインナップが用意されています。

パッケージもカラフルでかわいいので、友達へのお土産にもぴったり!ちなみに一番人気はレモン味だそう。爽やかなカラーが富士山のイメージに合っていて、見た目も楽しめる一品です。

2つ目に紹介するのは、桜えびがサクサクと香ばしいおせんべい「桜えびの舞」。桜えびは国内では駿河湾でしか獲れない貴重な深海生物。伊豆らしいお土産を選びたいならおすすめですよ。
 

伊豆パノラマパークのアクセス方法

電車でアクセスする場合、特急踊り子も停車する伊豆箱根鉄道「伊豆長岡駅」が最寄り駅となります。

駅から伊豆箱根バスの「長岡温泉場循環」、または「伊豆三津シーパラダイス」行きに乗り、「伊豆の国市役所前」バス停で下車。いずれのバスも乗車時間は約15分程度です。下車後は徒歩約1~2分で伊豆パノラマパーク山麓駅に到着します。

車でアクセスする場合、伊豆中央道「伊豆長岡IC」を下りてすぐが伊豆パノラマパーク山麓駅です。乗用車200台ほどの無料駐車場があるのでこちらを利用しましょう。

(※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

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